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東京で引越するための訪問見積り

2019/11/14

こんにちは! たかくら引越センターの安藤です。

本日は墨田区のEさんのお引越しをさせていただきました。

 

さて今回は「訪問見積り」について。基本的に弊社の場合は電話、メールでの見積りが多いですが、それでは判断が出来ない場合、「訪問見積り」をさせていただきます。

単身者での引越しの場合、荷物量が限られている場合が多く、2tトラック1台分など引越し業者側で荷物を把握しやすいので、メールやネット上の見積もりだけでOKというところもあります。

一方で、家族での引越しの場合は多くの引越し業者が訪問見積りをした上で正確な料金を算出するというプロセスをとっています。実際の荷物量も最小単位の2人家族であっても差が多くあり、正確な見積もりを出すために訪問見積もりを依頼されるケースがほとんどです。


訪問見積りなんて緊張してしまいそう…という方のために、まずは訪問見積りの流れを紹介します。1回の訪問で大体30分前後必要となります。1日にまとめてお願いできるのは2~3社が限度です。引越し業者どうしが鉢合わせしないよう、前後に余裕もって時間を決めるようにするとよいでしょう。

では訪問見積りの良いところとはなんでしょうか?

必要な段ボールの数も把握できる
訪問見積りでは押入れやクローゼットの中を確認されることがあります。このことで必要な段ボールの数を把握でき、あとで足りなくなるというトラブルも防げます。

料金を安くする交渉ができる
訪問見積りを依頼すると、即決交渉により料金を安く提示してくれるケースがあります。さらに営業担当が引越しの条件や要望をうまく引き出してくれるため、時間指定のないプランが利用できないか?梱包を依頼するべきかどうか?などの相談にも乗ってくれます。分からないことはその場でどんどん聞くとよいでしょう。

訪問見積りによってタンスや食器棚等の大きな荷物の個数やオプション作業が必要な荷物、また屋外に置いてある荷物など忘れがちな荷物も把握できるため、必要なトラックの大きさを正確に判断し、より適切な料金を算出することができます。

トラックの大きさは荷物だけではなく、旧住居と新居の前の道路の道幅によっても変わってきます。トラックの大きさは2トン、3トン、4トンとありますが、ワンサイズ大きくなるだけで1~2万円価格が変わることも。必要以上に大きなトラックを用意されないためにも状況を正確に判断してもらう必要があります。

また、エアコンや洗濯機の有無、脱着を依頼するしないといった引越しに付随するオプションの必要可否も判断してもらえます。エアコンの脱着は大体2万円前後、洗濯機の脱着は5000~7000円が相場なので、訪問見積もりではじめて金額が決まるケースが多々あります。また、クレーン作業が必要な場合は大きく料金が変わるため、直接お話できると安心できますよね。

 

訪問見積りのデメリットもあります・・・
正直あまり書きたくはないですが・・・

「今決めると○円になる!」と即決を迫られる
家具、家電の営業をされる
新居のフローリング営業をされる
インターネットの新規契約営業をされる
 

こういった場合、条件の合う引越し業者や、ちょうど必要なものがあればご利用いただくのが良いですが、一方でその場での即決、不要なものを営業されると感じるケースもあります。そんなときは友人や家族に同席してもらうといいでしょう。第三者がいれば、営業担当も強引に契約をせまるようなことはしないはずです。

また「訪問見積りを依頼すると知らない人に家の中を見られるからイヤ」という人もいます。散らかっているし、掃除もしていないから営業担当を家にあげたくないという場合もあるでしょう。

しかし引越し業者の営業担当は1日に何件もの客先を回っているため慣れていますし、見積書を作成したり、プランについて説明したりする時間を除き、家の中を見回る作業はどの引越し業者も手短に行うよう努力しているので、あまり気にする必要はないでしょう。(片付いているとお荷物量が分かりにくいのでそのままの方が実は助かるんです・・・)

 

交渉のコツは?
「この後、○社さんが見積もりに来ることになっている」といえば、その場で値引きしてくれるところもありますが、即決してもいい価格でなければ、「別の引越し業者にも依頼しているので、見積もりが出そろってから検討したい」と伝えてください。

すべての見積もりがそろったら、一番安い引越し業者の価格を提示し、意中の引越し業者に「御社に依頼したいので、あと○円安くしていただけませんか?」と価格交渉してみましょう。一方でいきなり無理な値引き交渉をするのはマナー違反であるということも覚えておきたいですね。

 

訪問見積もりでやってはダメなこと
訪問見積もりでマナー違反とされていることがいくつかあります。よくあるケースが以下です。

複数の会社を同日同日時で訪問してもらう
引越し業者が決まった後に他社の訪問見積もりをキャンセルしない
引越し先、引越し日が決まっていないのにお願いする
見られたくない荷物を隠す
家具を不用品に出す、引越しするなど決まっていない
引越し業者の事情を聞かずに、料金交渉で安くすることだけお願いする
 

引越し業者は訪問見積もりで荷物の量を把握することで、トラックや作業員が空いているかどうか、料金が安くなるかどうかを判断します。ですので、訪問見積もり時には引越し先に持っていかないと決めたものが、引越し当日になって持っていくとなったものは追加で料金が掛かかるのは当然です。

訪問見積もりは引越しを確定させるための営業活動ですので、同時に違う引越し業者を呼ぶのはマナー違反です。必ず日時をズラし1社1社個別に依頼をしましょう。

気持ちの良い引越が出来るようにするための「訪問見積り」です。正確な料金とサービス内容を納得した上で引越し業者を決めるためにも、マナーは守りましょう!

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